11月3日は「合板の日」(2024年11月3日掲載)
11月3日は合板の日です。1907年11月3日に浅野吉次郎氏が日本で初めて合板を製造するロータリーレースの開発に成功
したことが登録の由来です。合板は、原木をかつら剥きのように薄くスライスした単板の繊維方向を交互に直交させて
貼り合わせた製品で、住宅の床・壁・屋根の構造用(写真左)やビル・マンションなどの基礎工事の型枠用(写真右)
など様々な用途に使用されています。また、近年では超厚合板/Cross Layered Plywood(厚さ50mm超)の開発も進み、中高層建造物の木造化に大きく貢献するなど今もなお進化し続けています。さらには、合板を始めとした伐採木材製品
(HWP/Harvested Wood Products)は燃やさないことで二酸化炭素を大気中に放出させないうえに炭素を貯蔵する
ことで地球温暖化の抑制に繋がります。当社は今後とも地球の未来を笑顔にするために合板の魅力を発信し続けて
いきたいと考えています。
自社林にて植林を行ないました
2024年10月28日、自社林(宮城県石巻市)の伐採跡地に当社で育苗したスギの苗木700本を植林しました。この取り組みは、森林サイクルの「植える」→「育てる」→「収穫(伐採)する」→「利用(製品化)する」を具現化する第一歩です。今後は、この苗木を適切に管理し育てることで二酸化炭素の吸収量の多い若い苗木の力と当社の伐採木材製品(合板・PB・LVL・CLT)が持つ炭素貯蔵力によって地球温暖化の抑制と日本の森林整備に貢献して参りたいと考えています。
宮城県産材合板を選挙用ポスター掲示板に使用しました
2024年10月15日、宮城県産材を利用して製造した当社の合板が衆議院議員選挙(投開票10月27日)の選挙用ポスター
掲示板として採用され宮城県内の各所に1,380枚が設置(詳細下記参照)されました。この合板掲示板は、選挙終了後に
当社へすべて持ち込まれセイホク環境テクノセンターでリサイクルチップとなり当社の製造ラインでパーティクルボードに生まれ変わります。パーティクルボードは、住宅の扉・家具・キッチンの天板などに使用され炭素を固定化し続けることができます。当社は、今後とも木材のカスケード利用を積極的に推進し、伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)が持つ炭素貯蔵力によって脱炭素社会の実現に貢献して参りたいと考えています。
選挙用ポスター掲示板の設置場所と枚数
石巻市418枚、登米市278枚、気仙沼市170枚、東松島市126枚、柴田町100枚、涌谷町79枚、
大河原町77枚、丸森町71枚、女川町42枚、七ヶ宿町19枚
8月11日は、「山の日」(2024年8月11日掲載)
2024年8月11日は山の日、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という意義で制定され、その趣旨を発信する
ため毎年、記念式典が開催されており今年の第8回大会は東京都八王子市で行われました。森林は、美しい景観やフィトンチッドの香りなどで人々の五感を刺激し健康維持・増進に効果をもたらしています。また、山地災害防止・土壌保全・水源涵養・炭素貯蔵・木材供給など多岐に亘り私たちに恩恵をもたらしています。森林は「植える」→「育てる」→「収穫
(伐採)する」→「利用(製品化)する」のサイクルを適切に管理することで森林機能が向上しより強く健全に成長して
いきます。さらには、収穫(伐採)した木を伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)として利用し、可能な
限り木を燃やさないことで二酸化炭素を大気中に放出せず炭素を貯蔵することになるため地球温暖化の抑制に繋がります。当社では、抵抗性クロマツや少花粉スギの苗木を生産・植林するとともに伐採した木材を合板・LVL・パーティクル
ボードなどの製品に加工し木の資源循環に取り組みながら日本の森林整備を進めています。当社は、「山の日」に改めて
山や森林に感謝するとともに木が持つ多様な性質を最大限に活用しその重要性を今後も発信して参りたいと考えています。
森林資源部が毛苗の移植を行ないました
2024年5月17日、当社の森林資源部が育苗箱に播いた少花粉スギの種子(2024年4月播種)が発芽し2~3cmの毛苗に成長したものをコンテナへ移植しました。発芽して間もない毛苗は、急激な環境変化や病虫害に弱いため、移植初期の段階では日射、乾燥、風などの環境をコントロールするためビニールハウス内で育て、コンテナ苗を10cm以上に成長させたのちに屋外育苗施設へ移動させます。苗をひとつひとつ丁寧に優しく育て、木を「植える」→「育てる」→「収穫(伐採)
する」→「利用(製品化)する」のサイクルを自社で体現し、二酸化炭素の吸収量の多い若い苗木の力と伐採木材製品
(HWP/Harvested Wood Products)が持つ炭素貯蔵力によって地球温暖化の抑制と日本の森林整備に貢献して参りたいと考えています。
森林資源部が苗木の生産を行ないました
2024年4月10日、当社の森林資源部が苗木の生産を行ないました。写真左は、育苗箱に少花粉スギの種子を播きビニール
ハウス内で水やりなどを行ない、発芽して苗長が2~3cmになった毛苗をコンテナに移植して栽培します。写真右は、
少花粉スギのさし穂(11,000本)をコンテナに移植し屋外育苗施設で栽培します。当社は、木を「植える」→「育てる」→「収穫(伐採)する」→「利用(製品化)する」のサイクルを自社で体現しながら、その重要性を発信し続けて参ります。また、可能な限り木を燃やすことなく自社で製品化(合板・PB・LVL・CLT)し、伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)が持つ炭素貯蔵力で地球温暖化抑制に貢献して参りたいと考えています。
国産材主要3樹種で門松を作りました
2024年1月4日、セイホクオリジナル門松を生産拠点のある宮城県石巻市の各工場入口(写真左)と文京区の本社玄関
(写真右)に飾りました。この門松は、合板を製造する際に発生する木芯(国産材主要3樹種のスギ・カラマツ・ヒノキ)を再利用して製作したものです。当社は、木を可能な限り燃やさずに製品化(伐採木材製品:HWP/Harvested Wood Products)していることで炭素を固定し二酸化炭素を大気に放出しないため地球温暖化の抑制に貢献しています。また、
国の「森林・林業基本計画」で掲げられた国産材を合板用材として年間700万立方メートル利用する目標の達成に向けて「GO(合板)!700!」を合言葉に今後とも引き続き努力して参ります。
選挙用ポスター掲示板を回収しリサイクルしました
2023年11月6日、当社が宮城県産材を利用して製造した選挙用ポスター掲示板1,754枚を同県内の3選挙が終えたことで回収しました。回収した選挙用ポスター掲示板は、燃やさない限り二酸化炭素を大気に放出しないため、木材を多段的に利用(木のカスケード利用)することが重要です。そこで当社のセイホク環境テクノセンターで選挙用ポスター掲示板を木質
チップに加工し、パーティクルボードの原料とします。リサイクルチップによって生まれ変わったパーティクルボードは、新たな伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)としてさらに炭素を固定し続けます。当社は、今後とも二酸化
炭素の排出を抑え脱炭素社会の実現に向けて取り組んで参りたいと考えています。
11月3日は「合板の日」(2023年11月3日掲載)
11月3日は合板の日(1907年11月3日に日本で初めて合板を製造した日)です。合板は、原木をかつら剥きのように薄く
スライスした木材(単板)の繊維方向を交互に直交させて貼り合わせた木質素材です。合板の用途は、住宅の床・壁・屋根
(写真左)の構造用として、ビル・マンション、道路陸橋建設などの基礎工事(写真右)の型枠用として使用します。
また、選挙用ポスター掲示板・道路遮音壁・家具など様々なところで利用されています。近年では超厚合板(Cross Layered Plywood)の開発が進むなど今もなお進化を続けています。木材を燃やさずに使い続けることで二酸化炭素を大気に放出せずに炭素を固定化し続ける合板は伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)として今後の脱炭素社会の実現に向けて大きな役割を果たしています。当社は今後とも地球の未来を笑顔にするために合板の魅力を発信し続けて
いきたいと考えています。
宮城県産材合板を選挙用ポスター掲示板に使用しました
2023年10月13日、当社が宮城県産材を利用して製造した合板が選挙用ポスター掲示板として同県内の3つの選挙
(宮城県議会議員、女川町長、女川町議会議員/10月22日投開票)に採用され、1,464ヵ所(1,754枚)に設置(詳細下記)されました。再生可能である木材を燃やさずに使い続けることは、炭素を固定化し二酸化炭素を大気に放出しないため、
伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)の利用拡大が地球温暖化の抑制に繋がります。また、当社が製造する選挙用ポスター掲示板は、選挙終了後には当社がすべて回収し、新たにパーティクルボードの原料となって住宅の床や壁、家具として生まれ変わり、さらに炭素を固定化し続けます。当社は今後も脱炭素社会の実現に向けて木材が持つ炭素貯蔵力を最大限に生かし、地球環境の保護と住環境の充実を目指して参りたいと考えています。
選挙用ポスター掲示板の設置場所と枚数
石巻市720枚(石巻市産材)、登米市278枚(登米市産材)、気仙沼市180枚(気仙沼市産材)
(以下全て宮城県産材)
女川町217枚、東松島市94枚、柴田町75枚、涌谷町60枚、大河原町58枚、丸森町54枚、七ヶ宿町18枚