森林資源部がさし穂のさし木苗栽培を行ないました
2025年6月13日、当社の森林資源部が少花粉スギ(宮城県産10,000本・岩手県産10,000本)のさし木苗栽培を行ない
ました。さし木苗栽培は、成長したスギの枝を切り取ったさし穂をコンテナに植えて発根させるため、種から育てる方法と異なり親木の特性をそのまま引き継ぐことができるため品質が安定します。当社では発根がより促進されるよう直射日光を避けながらビニールハウスの中で温度(20~25℃)や湿度(60~80%)を一定に保ちながら1日1~2回のミストかん水を
行ない3~6週間かけて発根した苗木を屋外育苗施設に移し栽培を継続します。当社は、今後とも様々な栽培方法を用いて
少花粉スギや抵抗性クロマツなど高品質な苗を安定的に生産することにより、木を「植える」→「育てる」→「収穫
(伐採)する」→「利用(製品)する」のサイクルで日本の森林環境の整備に貢献して参りたいと考えています。
ユニフォームをリニューアルしました
2025年6月1日、当社では夏の衣替えのタイミングに合わせて社員がより快適により安全に仕事ができる環境づくりを
目指しユニフォームを一新しました。新ユニフォームは、上下ともに通気性や吸汗速乾性に優れており、さらには着丈を
調整することで上着を外に出した状態を保つことを可能にし、暑さをより軽減できる仕様にしました。また、従来のヘル
メットから特殊なプラスチックを内側に施した安全性を担保しつつ軽くて通気性に富んだキャップにすることで放熱性を
高めると同時にヘルメットの重みによる頭部や頸部への負担をより軽減させました。当社では、今後とも夏の暑さ対策は
もとより職場環境の快適性向上に努め、業務効率化に繋げていきたいと考えています。
WEリーグが2024-25シーズンを終えました
2025年5月22日、当社がオフィシャルパートナー(ゴールドパートナー)を務めるWEリーグ(女子プロサッカーリーグ)のマイナビ仙台レディースが、2024-25シーズンの全日程終了にともない、齊藤彩佳選手(GK1)と佐々木美和選手(MF30)のお二人がチームを代表し当社の石巻総合事務所(宮城県石巻市)へお越しになり今シーズンの戦績やチーム
状況などを報告され来シーズンの巻き返しを誓われました。今シーズンはリーグ戦最下位となりとても悔しい思いをしましたが、来シーズンは多くの勝ち星を挙げてくれることを期待し応援を続けていきます。がんばれマイナビ仙台レディース!
選挙用ポスター掲示板を回収しリサイクルしました
2025年5月15日、宮城県グリーン製品に認定されている当社の選挙用ポスター掲示板(商品名:選挙ポスター用スギ合板)3,666枚を宮城県内3市2町(石巻市・登米市・東松島市・柴田町・大河原町)の選挙終了に伴いすべて回収し、セイホク
環境テクノセンターでリサイクルチップとして加工しました。加工したリサイクルチップは、当社のPB工場で新たに
パーティクルボードとして生まれ変わり、家具・キッチン・クローゼットの扉やキャビネットの内装用など多岐にわたり
使用されます。木材は燃やさない限り二酸化炭素を大気中に放出せず炭素を貯蔵することになり地球温暖化の抑制に繋がります。当社は、今後とも伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)のカスケード利用を継続し脱炭素社会の実現に貢献して参りたいと考えています。
日本合板工業組合連合会の2025年度通常総会が開催されました
2025年5月13日、日本合板工業組合連合会が2025年度の通常総会を開催しました。当社社長の井上篤博が同会会長として出席し記者会見を行ないました。井上篤博は、森林・林業基本計画で示される合板用材の年間700万立方メートルの利用目標を達成させるため、従来の厚物合板よりもさらに厚い「超厚合板/CLP(Cross Layered Plywood)」の製品開発・JAS規格化を進めていくとともに、合板用原木の持続的・安定的な確保に向けて早生樹種や未利用広葉樹等の活用のため研究を進めるなど業界を挙げて取り組んで参りますと述べました。
森林資源部がコンテナ苗の生産を開始しました
2025年5月1日、当社の森林資源部が播種作業を行ないました。今年はコンテナの育成孔に種子を直接播いて発芽させ栽培する方法を用い、少花粉スギ・抵抗性クロマツ等15,000本分を播種しました。コンテナは底に大きな穴がある形状のため、普通の土では流れやすいので繊維分の多い培土を利用し培土圧入機で土を固め育成孔に複数の種子を播きます。1ヶ月程度で発芽(写真左)し複数本の芽生えが発生した場合は間引きし一本仕立てにします。発芽したばかりの苗は急激な環境変化や病虫害に弱いため、日射・乾燥・風等の環境をビニールハウス内の育苗ベンチでコントロールし、苗が10cm以上に
成長した時点で野外育苗施設に移します。その後、1日1~2回のかん水(写真右)を行ない、植林した際に寒さ等の環境に順応できるように育て、約2年後に一本一本抜き取り根鉢が崩れないように丁寧に束ねて搬送します。
当社は、木を「植える」→「育てる」→「収穫(伐採)する」→「利用(製品化)する」のサイクルを自社の事業として
確立し、二酸化炭素の吸収量の多い若い苗木の力と伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)が持つ炭素貯蔵力を最大限に生かして日本の森林環境の整備に貢献して参りたいと考えています。
セイホクマッチデーが開催されました
2025年4月26日、当社は、生産拠点のある宮城県石巻市内のセイホクパーク石巻(石巻フットボール場)で開催された2024-2025WEリーグカップ(女子プロサッカーリーグ)のマッチデースポンサー(マイナビ仙台レディースVS三菱重工浦和レッズレディース)を務めました。この試合では、子供たちによるスタジアムMC・ピッチリポーター・グッズ販売員・
入場ゲートでのチケットチェック・エスコートキッズ・試合開始前のキックイン(始球式)などのお仕事を体験して
もらい、緊張しながらも真剣に取り組む姿がとても印象的でした。当社は、今後も本会のようなイベントに積極的に
参加し、子どもたちの笑顔が溢れる地域社会の発展に貢献して参りたいと考えています。
宮城県産材合板を選挙用ポスター掲示板に使用しました
2025年4月20日、当社が製造した宮城県産材合板が宮城県内3市2町(石巻市・登米市・東松島市・柴田町・大河原町)の
市長選挙等の選挙用ポスター掲示板として各所に3,666枚設置(詳細下記参照)されました。同掲示板は宮城県産のスギを使用したもので、選挙終了後には当社の環境テクノセンターに運び込まれパーティクルボードの原料として利用されます。木材は燃やさない限り炭素が固定化され二酸化炭素を放出しないため地球温暖化の抑制に繋がります。当社は、選挙用
ポスター掲示板にも木材をご使用頂くなど伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)の更なる需要拡大に向けて情報発信を進めて参りたいと考えています。
選挙用ポスター掲示板の設置場所と枚数
石巻市1,150枚、登米市1,444枚、東松島市473枚、柴田町338枚、大河原町261枚
石巻市内の桜が満開になりました
2025年4月18日、当社の生産拠点である宮城県石巻市の桜が満開となり見頃を迎えました。セイホク総合グラウンド
(石巻市門脇/写真左)の桜は、樹齢40年を超えて大きく成長し満開の花びらがグラウンドの緑と青空に映える見事な
コントラストで石巻市民の皆様に春の訪れを告げています。また、当社の創立70周年記念事業として植樹(2024年に
石巻市へ寄贈)をした渡波地区健康づくりパーク(石巻市渡波/写真右)の桜の幼木(品種:神代曙/ジンダイアケボノ)にも数輪の桜が可愛らしく咲きこれからの成長が楽しみです。当社は、創立70周年記念事業として石巻市内の4カ所の公園(日和山公園、中瀬公園、河南中央公園、遊学館)に植樹を順次進め、市民の皆様が笑顔で集える憩いの場を増やして参りたいと考えています。
東京大学弥生講堂アネックス「セイホクギャラリー」が朝日新聞に紹介されました
2025年4月8日、東京大学弥生講堂アネックス「セイホクギャラリー」が朝日新聞(夕刊)で紹介されました。セイホク
ギャラリーは、当社が寄贈した製品(国産材合板・LVL)を構造材などとして活用して頂き2008年に完成したHP
シェル構造の建造物です。2024年には、当社の創立70周年記念事業の一環として当社が全額寄付して補修工事(外壁木材の撥水加工・銅板屋根の防水加工・階段やガラス接合部分の塗装加工など)を行い、完成時を想わせる中にも経年による
木材の味わいを感じる建物としてリニューアルしました。セイホクギャラリーを設計された河野泰治氏は記事のなかで、「楽しんで造られた建物は、使う人も楽しめる空間になるはず。大勢の人に木の感触を味わってほしい。」と述べられて
おりますので、当社も世界でも数少ない美しさと機能性を備えたセイホクギャラリーへ多くの方々にご来場頂けるよう
情報発信して参りたいと考えています。