石巻港一斉清掃に参加しました
2024年11月7日、石巻港清港会主催の「令和6年度石巻港一斉清掃」が行なわれ、当社も石巻港湾の企業として同港内の
美化を目的とした本会の主旨に賛同し積極的に参加しました。当日は、空き缶・空き瓶・ペットボトル等を収集し、沿道が徐々にきれいになっていく様子を実感しながら清々しい気分となりました。当社は、今後とも近隣企業と協力しながら美化活動に取り組んで参ります。
2024年11月7日、石巻港清港会主催の「令和6年度石巻港一斉清掃」が行なわれ、当社も石巻港湾の企業として同港内の
美化を目的とした本会の主旨に賛同し積極的に参加しました。当日は、空き缶・空き瓶・ペットボトル等を収集し、沿道が徐々にきれいになっていく様子を実感しながら清々しい気分となりました。当社は、今後とも近隣企業と協力しながら美化活動に取り組んで参ります。
11月3日は合板の日です。1907年11月3日に浅野吉次郎氏が日本で初めて合板を製造するロータリーレースの開発に成功
したことが登録の由来です。合板は、原木をかつら剥きのように薄くスライスした単板の繊維方向を交互に直交させて
貼り合わせた製品で、住宅の床・壁・屋根の構造用(写真左)やビル・マンションなどの基礎工事の型枠用(写真右)
など様々な用途に使用されています。また、近年では超厚合板/Cross Layered Plywood(厚さ50mm超)の開発も進み、中高層建造物の木造化に大きく貢献するなど今もなお進化し続けています。さらには、合板を始めとした伐採木材製品
(HWP/Harvested Wood Products)は燃やさないことで二酸化炭素を大気中に放出させないうえに炭素を貯蔵する
ことで地球温暖化の抑制に繋がります。当社は今後とも地球の未来を笑顔にするために合板の魅力を発信し続けて
いきたいと考えています。
2024年10月28日、自社林(宮城県石巻市)の伐採跡地に当社で育苗したスギの苗木700本を植林しました。この取り組みは、森林サイクルの「植える」→「育てる」→「収穫(伐採)する」→「利用(製品化)する」を具現化する第一歩です。今後は、この苗木を適切に管理し育てることで二酸化炭素の吸収量の多い若い苗木の力と当社の伐採木材製品(合板・PB・LVL・CLT)が持つ炭素貯蔵力によって地球温暖化の抑制と日本の森林整備に貢献して参りたいと考えています。
2024年10月22日 当社創立70周年の記念事業の一環として、当社の生産拠点である宮城県石巻市内のすべての小学校・
中学校へ図書11,300冊・本棚45台(宮城県産杉100%使用の合板で製造)を【セイホク図書館】として贈呈しました。
この贈呈式では、石巻市内の学校を代表し石巻市立大街道小学校の2年生児童29名から感謝の言葉とともにダンスや
本の読み聞かせが披露されるなど心温まる楽しい時間をプレゼントして頂きました。
当社は、子供たちに読書を通じて学ぶことの楽しさを、また、本棚に触れることで木の温もりを感じて頂き、
心身ともに健やかに成長して欲しいと心から願っています。
2024年10月15日、宮城県産材を利用して製造した当社の合板が衆議院議員選挙(投開票10月27日)の選挙用ポスター
掲示板として採用され宮城県内の各所に1,380枚が設置(詳細下記参照)されました。この合板掲示板は、選挙終了後に
当社へすべて持ち込まれセイホク環境テクノセンターでリサイクルチップとなり当社の製造ラインでパーティクルボードに生まれ変わります。パーティクルボードは、住宅の扉・家具・キッチンの天板などに使用され炭素を固定化し続けることができます。当社は、今後とも木材のカスケード利用を積極的に推進し、伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)が持つ炭素貯蔵力によって脱炭素社会の実現に貢献して参りたいと考えています。
選挙用ポスター掲示板の設置場所と枚数
石巻市418枚、登米市278枚、気仙沼市170枚、東松島市126枚、柴田町100枚、涌谷町79枚、
大河原町77枚、丸森町71枚、女川町42枚、七ヶ宿町19枚
2024年9月17日、東京都内において「日本・インドネシア・マレーシア 三国合板合同会議」が開催され、APKINDOおよびMPMA(STA)、日本木材輸入協会(JLIA)、日本合板工業組合連合会(JPMA)の各団体が参加し、
合板を取り巻く厳しい現状や問題点、森林資源の保護や環境保全の取り組みなどについて各団体から報告されました。当社社長の井上篤博は、日本合板工業組合連合会会長として出席し、日本・インドネシア・マレーシアの三国は良き競争相手、良きパートナーとして更なる協力関係を構築し今後も様々な課題に取り組んでいきたいと述べました。
2024年8月27日、日本農林規格協会(JAS協会)の主催により、令和6年度林産特別セミナーが東京都内の会場とライブ配信を併用した形で開催(参加者88名)されました。当社社長の井上篤博は、本会にJAS協会副会長および日本合板
工業組合連合会会長として冒頭に挨拶し、日本は、約50億立方メートルを超える森林が国土を占める森林大国であり、
この恵まれた森林資源を可能な限り燃やすことなく集成材・合板などの木材製品に加工するマテリアル利用が炭素を
長期固定化することになり地球温暖化の抑制に最も大切であると述べました。
2024年8月11日は山の日、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という意義で制定され、その趣旨を発信する
ため毎年、記念式典が開催されており今年の第8回大会は東京都八王子市で行われました。森林は、美しい景観やフィトンチッドの香りなどで人々の五感を刺激し健康維持・増進に効果をもたらしています。また、山地災害防止・土壌保全・水源涵養・炭素貯蔵・木材供給など多岐に亘り私たちに恩恵をもたらしています。森林は「植える」→「育てる」→「収穫
(伐採)する」→「利用(製品化)する」のサイクルを適切に管理することで森林機能が向上しより強く健全に成長して
いきます。さらには、収穫(伐採)した木を伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)として利用し、可能な
限り木を燃やさないことで二酸化炭素を大気中に放出せず炭素を貯蔵することになるため地球温暖化の抑制に繋がります。当社では、抵抗性クロマツや少花粉スギの苗木を生産・植林するとともに伐採した木材を合板・LVL・パーティクル
ボードなどの製品に加工し木の資源循環に取り組みながら日本の森林整備を進めています。当社は、「山の日」に改めて
山や森林に感謝するとともに木が持つ多様な性質を最大限に活用しその重要性を今後も発信して参りたいと考えています。
2024年8月2日から3日間、当社の生産拠点がある宮城県石巻市にて第101回「石巻川開き祭り」が開催され約24万人の
来場者で賑わいました。初日は東日本大震災慰霊祭として犠牲になられた方々の冥福を祈り600発の花火が打ち上げられ、旧北上川へ2,000個の灯篭が流灯されました。翌日は真夏の日差しの下、伝統行事である孫兵衛船競漕や大繩引き大会などが大盛況となり、夜には東北最大規模の豪華絢爛な花火大会(16,000発)が行われ多くの方々を魅了し楽しませました。
最終日は花火大会の余韻が残るなか、石巻中心部を小学生の鼓笛隊がパレードし、最後は恒例の大漁踊りで締め括られました。当社は、歴史と伝統を誇り市民の皆様に愛されている「石巻川開き祭り」にこれからも毎年、継続して協賛するとともに地域行事に積極的に参加し地域社会の更なる発展に貢献して参りたいと考えています。
2024年7月31日、当社創立70周年記念事業のひとつである東京大学弥生講堂アネックス「セイホクギャラリー」の修繕工事への全額寄付に対して東京大学から感謝状(写真:左)が授与されました。また、当社は、東京大学弥生講堂アネックス「セイホクギャラリー」の建設時(2008年)にも寄付を行い「東京大学稷門賞(しょくもんしょう)」(写真:右)が授与されました。東京大学弥生講堂アネックス「セイホクギャラリー」は、木質材料による大空間建築で農学生命科学研究科における木質材料科学研究の発展に大いに貢献していることに加え、16年を経過した今もなお、意匠性と機能性を維持したまま学生や来場者の皆様に親しまれる建造物として利用され続けています。