パーティクルボードの生産を開始しました
2012年7月10日、当社のパーティクルボードが日本工業規格(JIS)の再認証を受けました。パーティクルボード工場は東日本大震災で甚大な被害を受けましたが、1年4ヵ月の工場復旧作業を経て再び安心してご使用いただける製品の生産を開始しました。今後は取扱品目を増やし、より高品質なパーティクルボードを安定供給して参ります。
【取扱品目】
「13U・18U・18M・18P F☆☆☆☆」タイプ
「フェニックスボード」 … 全量震災解体木材を使用したパーティクルボード
「森のめぐみボード」 … 間伐材100%(産出地域の対応可能)を使用したパーティクルボード
東日本大震災みやぎこども育英基金へ寄付しました
2012年6月11日、セイホク物流株式会社は、東日本大震災で被災した子供たちの明るい未来を願い、震災の年に誕生した子供たちが成人になるまで寄付を継続し健やかな成長に寄り添っていきたいと考えています。
宮城県石巻市立桃生小学校4年生が石巻工場を見学しました
2012年6月7日、宮城県石巻市立桃生小学校の4年生26名が石巻工場を見学しました。宮城県はみやぎの3R普及啓発事業として小学生を対象に廃棄物処理施設・リサイクル施設ならびに「宮城県グリーン製品」を製造する工場を見学して3Rの理解を深める「RR(あるある)探検隊バスツアー」をおこなっています。子供たちは、初めて見る合板の製造工程、宮城県産材の原木が原料として利用されていることを目の当たりにし、驚きの歓声をあげていました。
石巻第3工場の事務所棟が完成しました
2012年3月30日、石巻第3工場の事務所棟が完成しました。建物の主要構造部分と内装部分は、あらゆるところに国産合板(F☆☆☆☆)と国産LVLを使用しております。建物は、壁に宮城県産材LVLをルーバーとして設置し、夏季の遮熱性を高めつつLVLの木目の美しさを活用しました。また、宮城県産材の厚物針葉樹構造用合板と構造用LVLを使用して耐震性の高い構造となっており、登りばりの片流れ屋根にしたことにより、広く、採光のよい明るい室内空間を実現しました。床・屋根には厚さ24ミリのネダノンスタッドレス5+(ファイブプラス)、天井現しはインテリア用として開発した厚さ24ミリのC+(シープラス)、土台・束にはヒノキLVL(E90)、梁・桁・土台にはカラマツとスギの複合LVL(E110)、垂木、床根太にはカラマツLVL(E90)、母屋・母屋垂木にはベイマツLVL(E140)を使用しております。
FSC®・PEFCのCOC認証を認証取得しました
2012年3月13日、セイホクならびに西北プライウッドにて国際的に信頼性の高いFSC®(Forest Stewardship Council®,森林管理協議会)とPEFC(Programme for the Endorsement of Forest Certification schemes)の森林認証制度のCOC認証(Chain of Custody)を認証取得しました。今後も森林資源や森林環境に負荷をかけず適切に管理された森林から安心してご使用いただける製品をご提供して参ります。(FSC®C110178)
仮囲い合板を設置しました
2012年2月14日、石巻パーティクルボード工場の敷地に高さ2400ミリ×幅600ミリ×厚さ12ミリの宮城県産材の針葉樹構造用合板で街なみに調和する仮囲い合板を設置しました。構造部分の横桟木は国産材LVL、控え柱は国産材剥き芯を使用し100%国産材仮囲いを実現しました。取り外した後はパーティクルボードの原料として再利用し木質資源の循環をします。
みなと森と水会議2012が開催されました
2012年2月9日、東京都港区のエコプラザにおいて港区主催による、みなと森と水会議2012「国際森林年の復興の歩み」トークショーが開催されました。タイトル「森の力で、日本を元気に。」をテーマに宮林 茂幸 氏(美しい森林づくり全国推進会議事務局長、国際森林年委員)がコーディネーターを務め、皆川 芳嗣 氏(林野庁長官)、草野 満代 氏(フリーアナウンサー、国際森林年委員)、水谷 仲吉 氏(一般社団法人more Tress 事務局長)、相澤 秀郎(当社 専務取締役)がパネリストとして各分野の取組みについて意見交換をおこないました。
事務所棟構造見学会および工場見学会を開催しました
2012年1月24日より3日間、石巻第3工場の事務所棟にて構造見学会を開催しました。建設中の事務所棟を披露するとともにスギ構造用LVLについての講演会、造作用LVLを使用したフロアの展示をおこないました。石巻第3工場の生産工程見学会も同時に開催し、行政関係者、木材加工業者、設計士、建設関係者など多くの方が参加し好評をいただきました。
長尺合板を出荷しました
2011年12月26日、再稼働しました長尺ラインより日本農林規格(JAS)の検査を経て、長尺合板を出荷しました。この出荷により当社では東北地方の間伐材を中心とした厚さ5.5ミリから35ミリ、幅600ミリから1200ミリ、長さ1800ミリから3030ミリの国産針葉樹構造用合板の全てのアイテムが取扱い可能となりました。
事務所棟の建設を開始しました
2011年12月26日、石巻第3工場の事務所棟の建設が始まりました。構造は株式会社シェルターのKES構法を採用し、当社の宮城県産材の厚物針葉樹構造用合板と構造用LVLを使用した耐震性が高く、広い空間を実現した建物です。床・屋根には厚さ24ミリのネダノン、壁には壁倍率5倍が得られる厚さ24ミリのネダノンスタッドレス5+(ファイブプラス)、天井現しはインテリア用として開発した厚さ24ミリのc+(シープラス)です。土台・束にはヒノキLVL(E90)、梁・桁・土台にはカラマツとスギの複合LVL
(E110)、垂木、床根太にはカラマツLVL(E90)、母屋・母屋垂木にはベイマツLVL(E140)を使用しました。また、建設現場用の仮囲いも当社の宮城県産材の合板を使用しました。防塵や遮音を含めた安全性や施工性にも優れ、通行人や通行車両に対して美観性もやさしく、リサイクル可能で環境に負荷をかけない商品です。