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事務所棟構造見学会および工場見学会を開催しました

2012年1月24日より3日間、石巻第3工場の事務所棟にて構造見学会を開催しました。建設中の事務所棟を披露するとともにスギ構造用LVLについての講演会、造作用LVLを使用したフロアの展示をおこないました。石巻第3工場の生産工程見学会も同時に開催し、行政関係者、木材加工業者、設計士、建設関係者など多くの方が参加し好評をいただきました。

「平成24年 新春経済講演会」(ナイス株式会社主催)が開催されました

2012年1月20日、東京のグランドプリンスホテル新高輪で『平成24年 新春経済講演会』が1,629名の業界関係者の参加を
もって開催され、住宅関連業界を代表するメーカー・商社の経営者による特別パネルディスカッションが行われました。
今年の住宅業界の展望、住宅政策への取り組み、各社の戦略などをテーマに話され、参加者の高い関心を集めました。

「第41回 新年賀詞交歓会」(東京都合板組合連合会主催)が開催されました

2012年1月6日、東京都内のホテルにおいて、東京都合板組合連合会(メーカー、問屋等の在京7団体で構成)主催による「第41回 新年合同賀詞交歓会」が開催されました。当日は合板メーカー、問屋、商社、機械・接着剤メーカーなど業界関係者約670名が参加し、主催者代表、林野庁、東京都産業労働局の挨拶に続き、当社社長の井上篤博は日本合板工業組合連合会会長として、東日本大震災の復旧・復興の現状と支援のお礼を述べるとともに、「あらゆるところに国産材合板を
使用し、木材自給率50%を一日も早く達成するためのAKG50作戦についてのご理解ご協力をお願いしたい」と挨拶しました。

長尺合板を出荷しました

2011年12月26日、再稼働しました長尺ラインより日本農林規格(JAS)の検査を経て、長尺合板を出荷しました。この出荷により当社では東北地方の間伐材を中心とした厚さ5.5ミリから35ミリ、幅600ミリから1200ミリ、長さ1800ミリから3030ミリの国産針葉樹構造用合板の全てのアイテムが取扱い可能となりました。

事務所棟の建設を開始しました

2011年12月26日、石巻第3工場の事務所棟の建設が始まりました。構造は株式会社シェルターのKES構法を採用し、当社の宮城県産材の厚物針葉樹構造用合板と構造用LVLを使用した耐震性が高く、広い空間を実現した建物です。床・屋根には厚さ24ミリのネダノン、壁には壁倍率5倍が得られる厚さ24ミリのネダノンスタッドレス5+(ファイブプラス)、天井現しはインテリア用として開発した厚さ24ミリのc+(シープラス)です。土台・束にはヒノキLVL(E90)、梁・桁・土台にはカラマツとスギの複合LVL
(E110)、垂木、床根太にはカラマツLVL(E90)、母屋・母屋垂木にはベイマツLVL(E140)を使用しました。また、建設現場用の仮囲いも当社の宮城県産材の合板を使用しました。防塵や遮音を含めた安全性や施工性にも優れ、通行人や通行車両に対して美観性もやさしく、リサイクル可能で環境に負荷をかけない商品です。

静岡県産材100%合板を再出荷しました

2011年12月22日、静岡県産材100%の構造用合板を静岡県内へお届けしました。2010年より静岡県内の地産地消の声と連携して静岡県産材100%合板を石巻工場にて生産してましたが震災の影響で一時中断となりました。今後は月間1,000立方メートル規模で安定供給します。再開第一便は、木を感じ、体で温もりを感じ、自然の共生を室内で感じることのできるC+(シープラス)というインテリアとしてご使用いただける合板です。

宮城県栗原市立花山小学校5年生と6年生が工場を見学しました

2011年12月16日、宮城県栗原市立花山小学校5年生と6年生の19名が石巻工場を訪問・見学しました。森林が9割を占める花山地区の木材がどのように社会で利用されるかを目的とした工場見学も3回目となりました。今回は通常の工場見学の他に復旧・復興への道のりや木質系がれきの再利用をテーマにしましたが、全員が真剣な眼差しをして説明を受けてました。また、被災した石巻や当社を心配して寄せ書きをしていただいた「翔」の激励旗や皆様のお言葉にセイホク(株)並びに西北プライウッド(株)の全従業員が心から感謝しております。

「第10回 木質材料・木質構造技術基金賞:第二部門(大熊幹章賞)」受賞

2011年12月2日、東京大学弥生講堂一条ホールにて「第10回 大熊幹章賞表彰」の贈呈式が開催され、宮城県庁森林整備課の大西 裕二氏と共同で取り組んで参りました当社の農学博士の谷川 信江が「スギ単板を用いたLVL製造とその複合部材の開発研究」において国産材利用を促進させ社会に役立つ新しい展開をもたらしたと評価され「第10回 木質材料・木質構造技術基金賞:第二部門(大熊幹章賞)」を受賞しました。

東北復興合板・宮城復興合板を生産しました

「東北復興合板」…東北地方の間伐材を使用した国産材100%合板です。
「宮城復興合板」…津波で被災した宮城県の海岸線の松100%の合板もしくは
             宮城県の海岸線の松50%以上+宮城県産杉の合板です。
復興資材として地域貢献の重要資材として使用していだきたいと考えます。
各種サイズに対応し、厚さは9・12・15・24・28ミリでサネ加工にも対応いたします。

菅直人前首相ならびに天野礼子氏 石巻工場視察

2011年11月16日、菅 直人衆議院議員(前内閣総理大臣)と「林業再生・最後の挑戦」著者の天野 礼子氏がセイホク石巻工場をご視察されました。林業に強い熱意と見識をお持ちのおふた方は当社の地域林業活性化活動や「木の300%活用」による木材カスケード利用に関心を示されました。また合板製造現場では女性社員による工場案内の話に熱心に耳を傾け、製品を手に取りご覧になっていらっしゃいました。