沼田正俊林野庁次長が石巻工場を視察
2012年5月22日、沼田正俊林野庁次長、東北森林管理局、宮城北部森林管理者の方々が石巻工場を訪れ生産現場をご視察されました。2011年7月に閣議決定された「森林・林業基本計画」に則り、合板業界として年間240万立方メートルの国産材利用量まで進んだことに感心されるとともに国産材の300%利用を構築した工場内の仕組みと生産現場を時間をかけてご視察されました。
2012年5月22日、沼田正俊林野庁次長、東北森林管理局、宮城北部森林管理者の方々が石巻工場を訪れ生産現場をご視察されました。2011年7月に閣議決定された「森林・林業基本計画」に則り、合板業界として年間240万立方メートルの国産材利用量まで進んだことに感心されるとともに国産材の300%利用を構築した工場内の仕組みと生産現場を時間をかけてご視察されました。
2012年3月30日、石巻第3工場の事務所棟が完成しました。建物の主要構造部分と内装部分は、あらゆるところに国産合板(F☆☆☆☆)と国産LVLを使用しております。建物は、壁に宮城県産材LVLをルーバーとして設置し、夏季の遮熱性を高めつつLVLの木目の美しさを活用しました。また、宮城県産材の厚物針葉樹構造用合板と構造用LVLを使用して耐震性の高い構造となっており、登りばりの片流れ屋根にしたことにより、広く、採光のよい明るい室内空間を実現しました。床・屋根には厚さ24ミリのネダノンスタッドレス5+(ファイブプラス)、天井現しはインテリア用として開発した厚さ24ミリのC+(シープラス)、土台・束にはヒノキLVL(E90)、梁・桁・土台にはカラマツとスギの複合LVL(E110)、垂木、床根太にはカラマツLVL(E90)、母屋・母屋垂木にはベイマツLVL(E140)を使用しております。
2012年3月13日、セイホクならびに西北プライウッドにて国際的に信頼性の高いFSC®(Forest Stewardship Council®,森林管理協議会)とPEFC(Programme for the Endorsement of Forest Certification schemes)の森林認証制度のCOC認証(Chain of Custody)を認証取得しました。今後も森林資源や森林環境に負荷をかけず適切に管理された森林から安心してご使用いただける製品をご提供して参ります。(FSC®C110178)
2012年2月14日、石巻パーティクルボード工場の敷地に高さ2400ミリ×幅600ミリ×厚さ12ミリの宮城県産材の針葉樹構造用合板で街なみに調和する仮囲い合板を設置しました。構造部分の横桟木は国産材LVL、控え柱は国産材剥き芯を使用し100%国産材仮囲いを実現しました。取り外した後はパーティクルボードの原料として再利用し木質資源の循環をします。
2012年2月9日、東京都港区のエコプラザにおいて港区主催による、みなと森と水会議2012「国際森林年の復興の歩み」トークショーが開催されました。タイトル「森の力で、日本を元気に。」をテーマに宮林 茂幸 氏(美しい森林づくり全国推進会議事務局長、国際森林年委員)がコーディネーターを務め、皆川 芳嗣 氏(林野庁長官)、草野 満代 氏(フリーアナウンサー、国際森林年委員)、水谷 仲吉 氏(一般社団法人more Tress 事務局長)、相澤 秀郎(当社 専務取締役)がパネリストとして各分野の取組みについて意見交換をおこないました。
2012年1月24日より3日間、石巻第3工場の事務所棟にて構造見学会を開催しました。建設中の事務所棟を披露するとともにスギ構造用LVLについての講演会、造作用LVLを使用したフロアの展示をおこないました。石巻第3工場の生産工程見学会も同時に開催し、行政関係者、木材加工業者、設計士、建設関係者など多くの方が参加し好評をいただきました。
2012年1月20日、東京のグランドプリンスホテル新高輪で『平成24年 新春経済講演会』が1,629名の業界関係者の参加を
もって開催され、住宅関連業界を代表するメーカー・商社の経営者による特別パネルディスカッションが行われました。
今年の住宅業界の展望、住宅政策への取り組み、各社の戦略などをテーマに話され、参加者の高い関心を集めました。
2012年1月6日、東京都内のホテルにおいて、東京都合板組合連合会(メーカー、問屋等の在京7団体で構成)主催による「第41回 新年合同賀詞交歓会」が開催されました。当日は合板メーカー、問屋、商社、機械・接着剤メーカーなど業界関係者約670名が参加し、主催者代表、林野庁、東京都産業労働局の挨拶に続き、当社社長の井上篤博は日本合板工業組合連合会会長として、東日本大震災の復旧・復興の現状と支援のお礼を述べるとともに、「あらゆるところに国産材合板を
使用し、木材自給率50%を一日も早く達成するためのAKG50作戦についてのご理解ご協力をお願いしたい」と挨拶しました。
2011年12月26日、再稼働しました長尺ラインより日本農林規格(JAS)の検査を経て、長尺合板を出荷しました。この出荷により当社では東北地方の間伐材を中心とした厚さ5.5ミリから35ミリ、幅600ミリから1200ミリ、長さ1800ミリから3030ミリの国産針葉樹構造用合板の全てのアイテムが取扱い可能となりました。
2011年12月26日、石巻第3工場の事務所棟の建設が始まりました。構造は株式会社シェルターのKES構法を採用し、当社の宮城県産材の厚物針葉樹構造用合板と構造用LVLを使用した耐震性が高く、広い空間を実現した建物です。床・屋根には厚さ24ミリのネダノン、壁には壁倍率5倍が得られる厚さ24ミリのネダノンスタッドレス5+(ファイブプラス)、天井現しはインテリア用として開発した厚さ24ミリのc+(シープラス)です。土台・束にはヒノキLVL(E90)、梁・桁・土台にはカラマツとスギの複合LVL
(E110)、垂木、床根太にはカラマツLVL(E90)、母屋・母屋垂木にはベイマツLVL(E140)を使用しました。また、建設現場用の仮囲いも当社の宮城県産材の合板を使用しました。防塵や遮音を含めた安全性や施工性にも優れ、通行人や通行車両に対して美観性もやさしく、リサイクル可能で環境に負荷をかけない商品です。